映画「ファントムオブパラダイス」サントラ:ポール・ウィリアムス

某ネット通販サイトでアカウントを乗っ取られた時、なぜか勝手に買われて家に届けられたアルバム。
いや長い間「欲しいものリスト」にぶち込んでいたけども
買うなよ。
勝手に届けるなよ。
(ちなみにギフト券も買われてたけど、そちらは引き落とし阻止しました)
このCDも返品すれば返金されたんだけど「まぁ欲しかったものだし…」と心が揺らいで結局受け取ってしまいました。
『見知らぬ誰かからのギフト』だと思って楽しく聴いています。
(自腹だけどなっ)
大事なものを無情に奪われたウィンスローと気持ちが重なって不思議な巡り合わせを感じます。
1974年、ロック黄金期の真っ只中に公開されたデ・パルマ監督のロックミュージカル。
セサミストリートで有名なポール・ウィリアムスが全ての楽曲を書下ろし。
米シンガーソングライターのレイ・ケネディが、劇中に登場するロックスターBEEF役の歌声を担当しています。
曲目
1. Goodbye, Eddie, Goodbye
2. Faust
3. Upholstery
4. Special To Me(Phoenix Audition Song)
5. Phantom’s Theme – Paul Williams
6. Somebody Super Like You(Beef Construction Song)
7. Life At Last
8. Old Souls
9. Faust – Paul Williams
10. Hell of It – Paul Williams
ビーフの歌声はビーフ役のゲリット・グレアム本人のものあと思っていたけど違ったんですね。
レイ・ケネディという方が歌声を担当しています。
「You Oughta Know By Now」という曲が日本のテレビCMソングに起用されたこともあるらしい。知ってる人はそこそこの年齢?(失礼!)
この曲めっちゃかっこいい!けどもはやビーフのシャウト姿しか頭に浮かばない笑
デイヴィッド・フォスターやTOTOのメンバーがアルバムに参加しているそうです。
気になった人は是非聴いてみて下さい。
ロック黄金期をリアルタイムで生きていない自分は、当時の熱狂がどれほどのものだったのかイマイチピンとこない感覚があります。
今って、ぶっちぎりのカリスマ性よりも手の届きそうな親近感・等身大が人気な印象です。
映画の中の観衆はカリスマプロデューサー、スワンの生み出すド派手で奇天烈な演出に狂喜乱舞。
一人のロックスターの一挙一動に感動して、くらくら失神までしちゃうってものすごい体験ですね。
めっちゃ楽しそうだなぁと思いました。
鬼才デ・パルマ監督とポール・ウィリアムスが築いたロックの宮殿。70年代の混沌と熱狂を煮込んだ幻のようなステージ。
奇想天外なロック・ショーに是非足を踏み入れてみて下さい!
以上、映画「ファントム・オブ・パラダイス」サントラの紹介でした!
- By: めい
- カテゴリー: ロック, 映画音楽, 音楽ジャンル
- Tags: You Oughta Know By Now, ウィリアム・フィンレイ, ゲリット・グレアム, サントラ, ジェシカ・ハーパー, ファントム・オブ・パラダイス, ポール・ウィリアムズ, レイ・ケネディ, 映画